学校の経営と生徒にとってプラスになるチャレンジが続けられる環境は心地良い。

学校の経営と生徒にとってプラスになるチャレンジが続けられる環境は心地良い。

佐野隼人

2010年入職

大阪ビューティーアート専門学校を卒業後、美容師として4年間、美容室に勤務するも、結婚して家庭もできたというきっかけもあり、「美容師を続ける」より「美容師を教えて育てる」仕事に関心が高まる。卒業後もつながりのあった母校の先生方と相談し、入職に至る。

難易度の高い課題に、挑戦し続ける日々。

結婚して、子どももできて、安定を求めていた部分は、確かにあります。美容師として、自分のお店を持つというのも一つの夢ではありましたが、美容室経営には不安定な要素が多いだろうなあ、とぼんやり感じてもいました。それなら自分の通っていた学校は好きだったし、生徒たちを教え、美容師を育てるという仕事は面白いだろうなあ、とも思っていました。母校の先生方に相談して入職させてもらいましたが、安定を求めていたわりには「自分の学校を注目してもらうにはどうするか」「より多くの優秀な美容師を輩出する学校にするには何をすべきか」など、難易度の高い課題に挑戦する日々を続けています。「やりたいようにやって。しんどかったら辞めてもいいから」と言ってくれる奥さんには、感謝です。

オンラインオープンキャンパス、大成功。

今は「課長」というポジションを拝命し、大きく言えば「学校運営」の仕事を任せてもらっています。国などに提出する届出用の書類作成から各種学校の連合会といった外部組織との調整・折衝、職員のシフト作成などの労務管理業務などなど、幅広い業務に対応していますが、中でも力を入れているのはオープンキャンパスの企画・運営全般を軸とした広報業務です。学校経営を考える上では、より多くの生徒たちを集めることが不可欠になります。特に新型コロナウイルス感染拡大の大きな影響を受けた2020年は、これまでやったことのない「オンラインオープンキャンパス」を手探り状態から企画。結果として、全国に展開する当学園の学校の中でも大きく目標の数値を超える成果を上げることができました。

教員のレベルアップが、「魅力」になる。

マニュアルがすでにあって、これをやりなさい、と言われることが一切ありません。「レールは用意するけど、どう進めていくかは任される」そんな風土が根づいているのが、当学園の大きな魅力ではないかと私は思います。たとえば私が現在、取り組んでいることの一つとして、美容実習を教える教員のレベルアップを目指すプロジェクトの運営があります。当学園の「ビューティーアート専門学校」は全国12都市に展開されていますが、全国の美容実習担当の教員を一同に集め、教え方や技術を共有することでレベルアップを図るのが目的のプロジェクトです。これにより、全国共通でレベルの高い教育プログラムが実現でき、結果として美容師国家試験の合格者をより多く輩出できるようになるだろうし、それが専門学校への進学を考える人たちにとっての大きな魅力になると思います。そんな取り組みを提案し、率先して行う私のような存在に理解を示してくれる、当学園の環境は素晴らしいと思います。

がんばって成果を出せば、評価される。

「マニュアルがない」とは言いましたが、何をやってもいい、というわけでもありません。当学園の学校経営にプラスになり、通ってくれる生徒たちにプラスになる、というルールさえ守ればいろんなチャレンジをさせてくれます。それを魅力に感じるのなら、当学園で働くことはとても楽しいし、やりがいが感じられると思います。私はもちろん、そんな環境を魅力に感じているし、自分らしく働けているとも感じています。そしてがんばった結果、成果が上がれば認めてもらえるし、評価もしてもらえる。ちなみに前述のプロジェクトを推進する中で、美容師国家試験の受験者数の中で、当学園の生徒たちが占める割合は全国トップクラス、という成果を上げています。新しいチャレンジをして、成果を出して、ドヤ顔がしたい気持ちの強い私としては(笑)、こんなに働きがいのある環境はありませんね。