この間まで高校生だった、生徒たち。卒業式での成長した姿に、号泣した。

この間まで高校生だった、生徒たち。卒業式での成長した姿に、号泣した。

橋本美里

2023年入職

専門学校卒業後、美容室にてスタイリストとして勤務。美容師だけではなく、アイリストやヘアメイクのプロを育成したいと思い、専門学校を探して当学園を発見。入社後すぐ、チーム担任となる。

美容師はじめヘアメイクを育成

専門学校卒業後、教育に携わりたい、自分の好きな美容を教えたいと考え始め、経験を積んで、挑戦しようと考えていました。美容師としてのキャリアは順調に積んできた半面、国家試験の課題を一から教えることに対しての不安は大いにありました。ですが、学園統一のカリキュラムの中で、教員の教えるレベルを強化している点に共感でき、安心して入職することができました。

腕を上げる生徒が可愛くて仕方ない。

入職したのが10月で、2年生の卒業担任として教壇に立っていました。生徒たちからは「後期から新しい先生が来た」と思われていただろうし、それまで40人前後という大人数の前で「はい、静かに」なんて言ったこともなかったですから、正直、ビビっていました。チーム担任だったからこそ、先輩教員に沢山のことを学ぶことができ、半年後には自信をもって新入生の前に立つことができました。それぞれの夢に向かって頑張る学生たちは、たくましくもあり、可愛くて仕方なくて、「がんばろう」という気持ちにさせてくれます。

リハーサルから号泣してしまった。

入職して半年後に迎えた卒業式。卒業生たちとは半年ほど一緒に過ごさせてもらいました。想いが伝わらず、学生とぶつかるときもありましたが、最後のホームルームで、学生の本音が書かれた手紙をもらったときは、今まで伝えてきたことが間違いではなかったと気づかされ、とても嬉しく感じました。半年前では考えられないほど、成長を遂げた学生たちを、まるで母親のような目線で見てしまい、卒業式ではリハーサルから号泣してしまいました。
卒業後もネイルを担当してくれる卒業生もおり、今でもいい関係性を築けていることはとても宝となっています。

当学園は「天国」のようなところ。

美容室とか、コスメショップとか、いわゆるビューティー業界で働いた経験のある方で、「美容の楽しさをもっと多くの人に伝えたい」という想いを抱えている人にとっては、当学園で働くのは天国のように感じるのではないか、と思います。少なくとも私にとっては、天国のようなところです。人を美しく、きれいにする仕事って、一生できる仕事だと私は思っています。そんな仕事に就く人たちを、たくさん輩出できると思うと、楽しくて仕方ないです。そしてついこの間まで高校生だった生徒たちを、クラス担任という形でお預かりして、その成長を間近で目の当たりにして、内定をもらって就職する、という社会人として活躍できるようなところまで見届けられる仕事に、私はやりがいしか感じられません。