「主任」としてのやりがいは、今までにないものばかりです。

「主任」としてのやりがいは、今までにないものばかりです。

上田有輝

2015年入職

専門学校卒業後、ブライダル業界で働こうと各種検定を取得し、ホテル業界大手に就職。披露宴コーディネーターやウェディングプランナーとして活躍する。三幸学園に入職していた同じ職場だった先輩の誘いを受け、自身も入職する。

半年かけて説得し、無事、入職。

ホテル勤務は、やりがいが十分にありました。コーディネーターとして披露宴の当日を仕切ったり、プランナーとして新郎新婦に寄り添ったりして、結婚式という晴れの日を素敵な思い出にできた瞬間は、本当に達成感がありました。ただ正直に言うと、結婚して子どもができて、家族との時間をもう少し大切にしたい、という想いが強くなりました。そのタイミングで、当学園で働く仲の良い前職の先輩と話した際、「専門学校の先生というのもいいなあ、と思っている」と何気なく言ったんですね。そうしたら、先輩が「話だけでも聞いてみたら?」と言ってくれました。それが転職のきっかけになりましたが、そこから前職のホテル運営会社を半年かけて説得し、無事、円満に退職した上で当学園への入職を果たした、というわけです。

2020年からは「主任」を拝命。

入社から1年間は契約社員として働き、2年目からは「エリア職」と呼ばれる地域限定の無期雇用となり、大阪ウェディング&ブライダル専門学校で働かせてもらっています。主な仕事としては、授業もやりますし、担任を持ってクラス運営にも携わります。年間行事の運営も関わるし、就職などの生徒指導の担当、入学を希望する高校生への対応もやりますし、まさに入口から出口まですべてにかかわる業務内容です。2020年からは「主任」というポジションを賜り、担任や教科教員など多くの教職員と連携しながら、学校運営についてより経営に近いレイヤーで携わっています。とは言え、今でも担任のクラスは持っていますから、生徒との接点もあって刺激のある毎日を過ごさせてもらっていますけどね。

前職より気を遣っているかも。

やっぱり、生徒を卒業させた後に手紙をもらったり、保護者から「あの時、先生と相談してウチの子学校辞めずに続けさせて良かった」などと言ってもらったりするのは、励みになりますよね。これは本当に、教育の現場に携わってみて初めて感じたやりがいです。一方で今は、「主任」になったばかりなので、「主任」という仕事にやりがいを見出そうとしている真っ最中でもあります。上司と「3年後のこの学校はどうあるべきか」などと会話をし、中期経営計画の策定に携わったりしていますが、何しろ初めての経験なので戸惑うところも多いです。私は教職員に楽しく仕事に取り組んでもらうようなマネジメントを心掛けています。ただ、50名程度の教職員の中、男性は数名しかおらず、私の考えをどう伝えれば皆に納得して取り組んでもらえるのか、を悩む毎日でもあります。前職のウェディングプランナーをやっていた時よりも、気を遣う分は多いかもしれませんね(笑)。

チャレンジできる雰囲気がある。

当学園で働いていて率直に思うのは、「一緒に働いている仲間がいい人ばかり」ということです。当学園には「専門性だけではなく、人間性も大切に育みましょう」というような教育理念が掲げられているからかもしれませんが、そんなことを生徒たちに伝えている以上、私たちもそういう姿勢でいることを自然と意識しているのでしょう。結果として、働く人たちも活き活きと働けているのだと思います。それと当学園では、生徒を教えるだけでなく、幅広い業務を経験させてもらえるので、ここで身につけたスキルや経験があればどこで働いても通用するんじゃないか、とも思います。「前年ベースで」ということなく、新しい意見や提案を積極的に取り入れ、チャレンジさせてもらえる雰囲気があると感じています。