通信制高校へ通う目的は、さまざま。人生を導く役割は、やりがい十分だ。

通信制高校へ通う目的は、さまざま。人生を導く役割は、やりがい十分だ。

河野勇太

2018年入職

大阪体育大学体育学部在学中から教員採用試験の合格を目指すも果たせず、卒業後も挑戦を継続。平行して私学への教員の公募を検索する中で、当学園を含めた複数の求人に応募。当学園への印象が良く、内定付与と同時に承諾。現在、保健体育の教員として活躍中。

すべてにおいて、印象が良かった。

教員採用試験への挑戦も続けつつ、私学の教員の求人を探していました。当学園への入職を決めた理由は、一言で言えば「嘘のなさ」。三幸学園のホームページを見た時、最初の印象が「しっかりしているな」だったのですが、募集要項に書かれている内容を面接の際に質問したところ、「その通りです」という回答をいただけました。それに面接までの間に対応してくださった方の印象もよかったですし、面接で訪問した際の校内の雰囲気の良さにも驚かされ、「ここで働いてみたい」と思いました。複数の学校法人に応募をしていたのですが、当学園が特に印象が良く、内定をいただけたので、入職を迷うことはありませんでした。

「通信制」のイメージが覆された。

今は飛鳥未来きずな高等学校神戸キャンパスで、保健体育の教員として働きながら、担任を持っています。担任するクラスは2年生と3年生の2クラスで、約60名の生徒を受け持っています。担任の主な仕事は、ホームルームや進路指導。当校は通信制高校ですが、生徒たちは多様なバックボーンを持っています。中には当校と提携するプロチームに所属するアスリートが、生徒として通っているケースもあったりと、当学園へ入職する前に持っていた「通信制」のイメージが、思い切り覆されました。また当学園には複数の通信制高校がありますが、授業の進め方にはそれぞれ特色があります。当校の場合、体育の授業で実技を取り入れていますが、全生徒に強制するものではありません。「参加しない」という生徒には、授業への参加の代わりにレポートを提出してもらったり、個々を尊重しながら授業を進めています。

生徒の人生を導いている実感がある。

「アスリートとして成長したいから」「専門学校へ進学したいから」「バイトに力を入れたいから」などなど、生徒たちが通信制高校へ通う目的は本当にいろいろです。そんな生徒たちの人生を導いていく役割が担えている、という実感を得られることが、この仕事のやりがいではないか、と私は感じています。たとえば当校では保健体育の授業に実技を取り入れていると同時に、自由参加の体育祭も開催しています。毎年70~80名の生徒たちが参加して、体を動かす授業やイベントを通じて「協調性」といった社会を生きていくために必要なスキルを身につけていく姿を目の当たりにします。そこで私自身も気づかされたり、新しい発見があったりと、勉強になることがたくさんある毎日に充実を感じています。

こんなに快適な職場はないと思う。

どんな会社でも、どの仕事でも、いろいろと難しいことや大変なことはあるものだと思います。中でも人間関係で悩む人は多いでしょうし、実際に私の友人でも教員になったものの、退職してしまったという人もいます。当学園にもたくさんの学校がありますし、私は当校のことしかわからないですが、当校に関して言えば、教員をはじめ10数名のメンバーというコンパクトな体制で運営にあたれており、教員同士のコミュニケーションはとても盛んです。上下関係は全くなく、初めてのことは質問すれば丁寧に教えてもらえ、意見があれば耳を傾けてもらえています。人間関係はほぼノンストレスで働けているので、こんなに快適な職場はそんなに多くはないのでは、と思っています。
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