生徒に夢を語り続け、心に火をつける。自分の理想の教育に挑戦し続けている。

生徒に夢を語り続け、心に火をつける。自分の理想の教育に挑戦し続けている。

小澤大樹

2015年入職

桐蔭横浜大学スポーツ健康政策学部を卒業後、神奈川県立高校へ新卒で入職し、3年半勤務。「型にはまった指導ではなく、自分で教育計画を立てて、自分の力を試してみたい」と転職活動を開始。偶然に当学園のサイトを見つけ、理念に共感して応募し、入職。現在に至る。

「夢追い人」を、全力で応援したい。

当学園を知ったのは、ちょうど次のキャリアステップを考え始めた頃でした。前職の県立高校で体育教官室に一人でいて、教材作成に取り組んでいた時、偶然にも当学園のホームページにたどり着いたんです。そこに書かれている理念にも共感したし、タイミングとしても運命的な出会いかもしれないと思い込み、応募を迷うことはありませんでした。面接では「公立校の教員に比べて業務量が多いと思う」と言われましたが、県立高校勤務では衰退していたバレーボール部を立て直し、県大会出場まで導いたという、どこかのドラマにあるようなストーリーを現実にした経験と苦労も知っていたので、なんとかなるだろう、と思いました。それに通信制高校には現役アスリートや将来のスターを目指すような「夢追い人」も生徒として通っていると聞いたので、そんな生徒たちを全力で応援したい、と入職を決意しました。

入職までなかった「部活動」を開始。

現在は週3日の登校があるクラスと、通信教育がベースのクラスの2クラスの担任を持ち、60名超の生徒たちと日々、向き合っています。それと並行して教務を統括する役割も任されており、時間割や試験などを含めた授業の運営全般のマネジメントや、生徒たちの登校・出席状況確認を通じて卒業までの道筋を戦略的に考える職員会議のマネジメントなどを行っています。一人ひとりの生徒と向き合い、勉強を含めた高校生活で習得すべきものをしっかり身につけてもらい、立派に卒業できるということこそが生徒のためであり、同時に外部から見た当学園の「品質」にもなると考えているので、そこは徹底して丁寧に取り組んでいます。それに私が入職する前は存在しておらず、一人の生徒が希望していた「部活動」を開始し、統括する仕事も、前職での経験をフル活用しながら奮闘しています。

卒業式では「本当によかった」と思える。

通信制高校には、前述のようにアスリートや芸能人を目指す生徒など、前向きに通信制を選んだ生徒もいれば、不登校を経験するなど決して前向きではない理由で通信制に通っている生徒もいます。しかし私たち教員は、どんな生徒であっても分け隔てることなく、「未来は明るい」と夢を語り続け、生徒たちの心に火を灯すことが仕事だと考えていますし、それが私にとってのやりがいでもあります。そうやって投げかけ続けるうちに、生徒たちが輝き始める瞬間が必ず訪れます。それを目の当たりにすると、自分が今までやってきたことに間違いはなかったという確信にもなります。3月の卒業式を迎えるまでは本当にしんどいし、面接時に言われた「業務量が多い」のは確かにその通りだとも思いますが、卒業式で生徒たちや保護者の方々の喜ぶ様子を眺めていると、本当によかったと思えます。

マイナスの要素は何一つないと感じる。

「型にはまらない、自分の教育計画でチャレンジしたい」と当学園に入職しましたが、実際に自分のやりたいと思ったことに挑戦させてもらえる環境を与えてもらえている実感があります。業務量は多いですが、そのおかげで生徒たちに達成感を味わってもらうことができ、自分自身も成長できているという感覚もあります。同僚や先輩の教員をはじめ、一緒に働いている仲間たちは、みんな「人が好き」「生徒が好き」という人ばかりです。この人たちは利他の精神しかないのではないか、と思うくらいですが、そんな環境で働けていることを私は誇りに感じます。それに給与や福利厚生といった制度面も、他の企業から引けを取らないものが整備されている。マイナスの要素は何一つない、と私は感じていますし、その中で自分がやりたいことや勝負したいことに挑戦できるのは、恵まれていると思います。
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